幼稚園 きのうときょう 2021.9.8
今年は運動会が一週早く、又、祝日も2日あったりで、少しずつ準備をしていかないとね… という感じです。
今朝は年長さんが、外で鼓笛隊のおけいこ。
ずっとパート別でおけいこしたり リズム室で合わせたりして来たので、広い場所でやると、カンをつかむまでに少しかかりますが、先生達がつけたマークをよく理解して、みんながんばっています。
先生に動き方のポイントを教えてもらってから 始めるのですが、年長さんなりに「うん、こうやね。まえのこ(子)に つづくけど、あいだを
あけて ストップやね」と判断するのでしょうね、戸惑いながらも 上手に動けて、先生から拍手をもらっていましたよ。
中では、組体操(今年はコロナ対策で 二人組、三人組はしませんが)を教えてもらっていました。
う〜ん、年長さんのブリッジ、なかなかしっかり あがっているでしょう?
がんばって、しっかりやっていますが…、もちろん、それだけではありません。
朝 年中さんがゆったり楽しんでいたのは、朝顔の色水ごっこ。
「えっと、ちょっと しぼんだ おはなは…」 探して摘みます。
「あ、これ、きれいな色水になりそうじゃない?」 濃い色の花を指さすと、「せんせい、それは まだ きれいに さいてるから、だめ。とったら かわいそう」、花は結構咲いていますが、「これならいいよ」というのが案外少なくて、みんな じぃっと見ていました。
「きれいな色水を作りたいけれど、きれいなうちは かわいそう」というのが 何とも優しくて、かわいいですよね。
おもちゃのコップに入れて トントン、ねんど棒で突いてできた ジュースのような色水は、時々「えんちょうせんせい…」と事務所に持って来てくれたりします。
この夏 園長先生は、このすてきな色水ジュースを何杯もいただきました。
昨日のことです。
年少さんから「おや、いい音…」。
で、のぞいてみると、あらっ、カスタネットを手にはめて、うれしそうに叩いています。
そう、ずっと手打ちでリズム遊びをして来た年少さんが、ついに自分のカスタネットを買ってもらって、デビューしたんです!
「せんせい、みてや」「せんせい、こんなおと、でるねん」「すみれぐみさん みたい?」(すでに自分のカスタを持っている年中すみれ組にあこがれていたんです)、自慢げな顔で 音を聞かせてくれます。
「へぇ、すごいね。それで どんなのするの?」「うん、『い・ち・ご・ウン』とか『バ〜・ナ・ナ・ウン』とか」。
わざと大袈裟に「えぇっ、そんな難しいこと、できるの?」と言ってみると、ちょっぴり憤慨した様子で、「ううん、できるねん! みててや」と、みんなで合わせてくれました。
そんな様子がかわいくて、年少さんに行くと、つい 大袈裟な言葉をかけてしまいますね。
はい、みんな上手に リズムを打っていましたよ。
それで、又 大袈裟に驚いてほめました。
みんな、満足そうでした。
今日、年少さんは、先日ハサミで切ったお月さまを 紺色の紙に貼って、お月見の絵を仕上げていました。
丸いお月さまと うさぎ、「うさぎは、1ぴきでも いっぱいでもいいよ」と言われ、思い思いに かわいいのを描いていましたよ。
月曜日、年中さんが 朝顔の種を見せてもらっていましたが、今日は 年長さんが ひまわりの種を取りました。
これは、3年前交通事故で亡くなった 京都の幼稚園の男の子が育てていた ひまわりの種が、毎年受け継がれているというもので、警察署から分けていただいたのが 咲いて、種を作ったのです。
「こうやって 生命がつながって行くんだよ。だから、また来年 この種を蒔いて 育てようね。そしてまた、種を取ろうね」 そんなお話をして、グループごとに種をはずして行きました。
この種は子ども達に、少しずつ袋に入れて 分けてあげるつもりです。
来年 1年生になっても、お家で蒔いて 思い出してね。