スイ スイ スイ曜日のスイカ割り 2021.8.4
夏期保育3日目、毎日「あっつ〜い」ですが、みんな元気に楽しんでいます。
今日は「スイカ割りの日」。
2日程前に「スイカ割りに使う 目かくし用手ぬぐいをお持たせ下さい」とメールを出したところ、子ども達から「すいか、すいか」「すいかわり!」と期待に満ちた声があがっていました。
「スイカ割り、知ってる?」「うん、スイカを ぼうで たたくねん、おかあさん いってた」「やったことある?」と尋ねると、シーン。
そうですよね、最近スイカ割りってやらないですよね。
でも今夏 プールあそびもできない中で、「何かない?…、何か…、あっ! スイカ!」と思いついたのでした。
涼しくしたリズム室に シートを敷いて、各クラス1つずつ、LLサイズの大きなスイカを並べました。
順番に 先生に目かくししてもらい、歩いて行って、「エイッ!」とやるわけですが、ふつう なかなか当たらないものですね。
でも、そこは幼稚園のこと、子ども達がみんな「ヤッター!」を体感できるように かなり親切に誘導、そして「何回でもいいよ、もうちょっと横からたたいてごらん、ハイ、もう1回、うん、もう少し」と 全員がスイカにちゃんと当てられるようにやりました。
棒に使ったのは 布地などを巻く心棒、堅いですが、紙でできています。
全員満足して終了したところで、今度は先生達も順番にやりました。
これはちょっとオマケ的だったのですが、子ども達は大盛り上がり。
大興奮で「せんせい、がんばれ!」「ちがう! もっと まえっ!」「あ、ちがうって!」「◯◯せんせい、そこや!」。
みんなで大騒ぎして、最後に 事務所の園長先生も呼ばれてトライ、あぁ、おもしろかったと終わりました。
紙筒棒だったにもかかわらず、年長さんが叩いたスイカには うっすらヒビも入り、やっぱり力が強いなぁと思います。
降園が早いので、もう給食にしたほうがいい? と時計を見ると、まだ少し時間があるみたい、それなら お外へ! とシャボン玉をすることに。
月曜日から始めたシャボン玉、みんな上手に きれいな玉をいっぱい飛ばせるようになりました。
今日は特に夏空が澄んで、吹く風に乗って次々と流れて行く様子は 本当にきれいでした。
と…、隅の方で数人が 何かを見ています。
「なぁに?」と聞いてみると、指さす木の幹には、セミが2匹 並んでとまっています、「せんせい、あのこたち、なかよしやねん」「うん、そうね」。
「あ、ちょうちょ」、一人の子が そっと手を差し伸べると、その子の指にとまりました、「わぁ…、とまった」「きれい」。
向こうの方から先生の声、「さぁ、中に入りましょう。給食にしましょう」、ひらひら飛んだちょうちょに さよならして、みんな保育室の方に走って行きました。
自然に恵まれた環境の中で、やわらかな、優しい心が育って行っているなぁと感じた ひとときでした。
お昼は 野菜とベーコン、卵が入ったチャーハン、ほうれんそうや きのこの入った春雨スープ、デザートは先程のスイカです。
冷やしてあったスイカは みずみずしくて、とても甘かったです。
やっぱり あいけいは、「楽しい」と「 おいしい」がセットですね。
ごちそうさまでした。