年長さんのジャガイモ掘り 2021.6.15
あいけいの周囲の田んぼは、ほとんどが田植えを終えたところです。
にぎやかなカエルの合唱や、静かな水面に長い足をつけて すっくり立つサギの姿を見たりすると、あ、又、この季節になったね と思います。
田んぼの間にちょっと畑の所もあって、今日は 年長さんがジャガイモ掘りをさせてもらいました。
長ぐつをはいて スモックを着て、みんなで “Let’s go” とばかり、いさんで出発。
と言っても、畑は 園のすぐななめ前。
道を渡って進むと、「あっ、ナスビの花、ねぇ、見える? あの うす紫色の花が、ナスビの花よ。まだ できていないみたいやけどね。あ、あっちの 背の高いのは、とうもろこし」。
子ども達にとっては、ふだんお母さんがスーパーで買われる パックや袋に入った野菜が、こんなふうに畑で育てられているというのは、ちょっと驚きかもしれません。
考えてみれば 私達の周囲は、もともとの形や根っこの見えない、手を加えられたものが多いですね。
ふぅん、◯◯って、こんなふうにできてるんだ、◯◯の始まりは こうなってるんだ、と知ることは とても大切ですね。
さて、ジャガイモ畑。
バスのおじさんも来てくれて、スコップをグィッとさし込んだ土の中から、子ども達が次々とジャガイモを見つけていきます。
「せんせい、すごい! こんな おっきいの」「せんせい、こっちは、あかちゃんみたいに ちっちゃいよ」
土の中からコロコロと出て来るジャガイモを見て、大興奮の子ども達。
「あっ! みみず!」「うん、みみずがいる畑は、土がやわらかいの。みみずが土を耕してくれるからね」「ふぅん、そうなん…」。
土の中からニュルニュルッと出て来るので「キャー、気持ち悪い」とばかり思いがちですが、いや いや、みみずくんも 大事な畑の働き手。
そんな事を実際に教えられるのも、いいですね。
今日掘ったジャガイモは、給食に使います。
ほくほくした新ジャガが 楽しみね。
(6月のジャガイモ掘りは年長さんだけですが、秋には全クラスでサツマイモ掘りに行く予定です)
畑から戻って来たら、年少さんが 園庭を走り回って遊んでいました。
「せんせ〜い、こっちだよ〜」と手を振る子もいれば、砂場で一心に何やら作っている子もいて、暑さも何のその、「お外大好き」の子ども達です。
そのうち年中さんも出て来て、広い園庭も たくさんの子ども達の元気な姿と声で 賑やかになりました。
年中さんは、今日はサーキットあそびの中に 初めてボール投げを加えていました。
小さいボールを片手に持ち、キュッと後方に引いてから投げて、追いかけ走る、体操教室のたっちゃん先生に教えていただいた 肩と腕の動きを良くするのに役立つ運動だそうですよ。
( ↑ ロッカーの前で楽しそうにしている年少さん)