作品展 2021.2.10
この2週間程、各御家庭から届いた空箱、段ボール箱、布、プラスチック容器、等を使って 子ども達がせっせと作って来た作品、そして一学期から描いて来た絵を一堂に展示する 作品展を開催しました。
今年はコロナウィルス対策のため、全園児を3つのグループに分け、時間を区切っての開催です。
午前中は 新入園のお友達の用品渡しをしたので、実際の作品展は 今日の午後から。
一時になるのを待ちかねていたように、最初のグループの方々が 次から次へと来て下さいました。
お家の人と嬉しそうに来てくれた子ども達は「ママ、こっち。ぼくの つくったの、こっち」「これは ◯◯ちゃんのやねん、◯◯ちゃんが つくったけどナ、ちょっとだけ、テープつけるとき、もっててあげてん」「これ、うまく つかへんかったけど、せんせいが てつだってくれてん」「おかあさん、これ、みて」…、子ども達のかわいい声が聞こえ、それをながめる お家の方々の幸せそうな様子は、本当にほほえましいものです。
平和な社会、あふれる愛情の中で、子ども達一人一人が大切に育てられていることは、何という喜びでしょう。
今年の製作あそびのテーマは「3匹のこぶた」ですが、いろいろ工夫もしてあって、楽しい作品がいっぱいです。
わらの家、木の家、レンガの家、そして最後、お鍋におっこちるオオカミ、なかなかの力作で 大人が見ても楽しいです。
「ここ、ここで あっちっちって…」 指さす子ども達は、何だか得意そうでもありました。
絵画の展示では、年少さんのかわいい絵を見て「わぁ…、今だけやねぇ、こんな絵もかわいいねぇ」 年中さんの絵を見て「まぁ、ずいぶんしっかり描けるようになっているねぇ」、年長さんの絵では「こんなに描けるようになって、すごい…、上手に描いているねぇ」と感心されていました。
今年度も、全国教育美術展で 9人の子ども達の絵が入選して、賞状をいただいています。
あいけいの絵画、なかなかのものでしょう?
そして、こちらは粘土の作品。
こねこね、くりくり、丸めたり 広げたりして作った、年少さんの かわいいモノ達。
3段、5段で、イチゴやクリームのお花がいっぱい、キャンドルも飾られている、年中さんの きれいで美味しそうなケーキ。
年長さんの 将来の夢、未来のぼく、わたし。
どれも、いっしょうけんめい考えて作ったことが伺えます。
かわいくて 味のある作品の数々に、子ども達の成長が感じられますね。
見て下さった方が、「先生、絵も作品も、園生活の日々の積み重ねが分ります。しっかりした指導と、子ども達の伸び伸びとした様子が伝わって来ますね」と言われました。
何よりのお言葉に、心がキュウッとうれしくなりました。