今週の幼稚園 2020.9.25
連休の後、今週は短い一週間でした。
水曜日、「お休みの間、元気にしてた? 何してあそんでた?」と子ども達に尋ねてみると、「うん、イズミヤに おかいものに いった」「わたし、オークワ」「おうちのまえ、おとうさんと おさんぽした」…、やっぱりコロナ感染が心配される中での連休で、皆さん用心しておられるんだなと思いました。
そのせいか、「せんせい。はやく ようちえんに いって、あそびたかった」と言う子もいました。
いずれにしても、あいけいが楽しい所であることに変わりはありません。
毎月頼んでいる年長さんのお楽しみ教材、今月は「やじろべえ」の製作です。
細い一本の棒の上に 紙で作った鳥をとまらせると、ユラユラ、左右に揺れるけれど 落ちない、不思議な「やじろべえ」が完成しました。
「せんせい、みて」 指にとまらせたり、友達同士で揺らし合ったり。
落ちそうで落ちない、バランスの良さがおもしろくて、にぎやかに楽しんでいました。
運助会を前に、年長さんに お手紙とすてきなプレゼントが届きました。
「だれから?」「安宮先生からよ」「わぁっ!!!」。
安宮先生は 鼓笛隊指導の先生です。
年に数回あいけいに来ていただいて、子ども達、先生達が教えてもらっています。
適確で、ピリッと厳しく、ちょっと緊張する子ども達。
でも、安宮先生は あったかくて元気で、優しい先生です。
指導の後、「子ども達はどう? 大分できてきた? がんばってる?」と ずっと心に掛けて応援して下さっているのです。
お手紙が届いたのは少し前ですが、年長の先生が、子ども達ががんばっているタイミングに合わせて今日、みんなに読んであげました。
送られて来たプレゼントは バラの折紙のメダル、そこには一人一人の名前と それぞれに宛てたメッセージが書かれていました。
受け取った子ども達は大喜び、「わたしの、みて!」「なんて かいてある?」「ぼくのは、このいろやった」と見せ合ったり、読み合ったり。
安宮先生、心のこもったお手紙とプレゼントをありがとうございました。
運動会まで2週間、みんなでがんばります!
木曜日は ヒラリー先生の英語あそびの日、そして未就園のお友達のうさぎちゃんクラスでした。
母子参加の3回目。
今回は、小さなペットボトルにきれいな飾りを入れて、スノードームを作りました。
お母さんと一緒にあれこれ選んでボトルに入れ、先生が水とせんたくのりを入れて、フタをすると完成。
「わぁ、きれい」と上下を返したり、振ったりして、みんな大喜びでした。
お外遊びも楽しみましたよ。
そして金曜日、朝 子ども達が登園して来る頃、ひどい雨、風でしたね。
今日は9月生まれのお友達のお誕生会、毎月お誕生会には 先生達が順番で、何か楽しいことを考えています。
今回は手品でした。
確かにハサミで切ったはずのひもが 長いままの一本だったり、何も無かった紙の中からチョコレートが出て来たり…、みんな大喜びでしたよ。
午後からは、たっちゃん先生の体操あそび。
元気でおもしろい たっちゃん先生は、子ども達の人気者。
いっぱい体を動かし、大笑いして「あ〜、たのしかった」でした。
体操あそびの中の、鬼ごっこの時のことです。
みんなが勢い良く走り回る鬼ごっこが、ちょっぴり苦手な子がいて、泣いていました。
たっちゃん先生は活動をストップして、一旦子ども達を座らせ、「ねぇ、◯◯くん、どうして泣いていると思う? こういう時、どうしたらいいと思う?」と問い掛けました。
すると、少し離れた所にいた女の子が、スッと手を伸ばし、「手を つないだら いい」。
やさしくて すてきな答えが出ました。
元気一杯の体操あそびの間に、やわらかな風が抜けた気がしました。
大切なことを みんなに気づかせて下さって、ありがとうございました。