七夕 2020.7.7
しばらく前から各クラス、七夕の笹飾り作りをして来ました。
毎日あちらこちらのクラスから、♪ささのは さらさら のきばに ゆれる〜♪ と やわらかな かわいい歌声が聞こえてくると、涼し気な優しい気持になります。
昨日は、それぞれが自分で作った飾りをお家に持ち帰りました。
飾りを全部つけるには 市販のプラスチックの竹では小さく、本物の竹は持ち帰りが危ないので、飾り物だけになりましたが、「せんせい、ちかくの たけ、すこし もらってきて、つけた」という子、「せんせい、おかあさんが まどの ところに かざってくれた」、「おかあさん、きれいやねって いってくれた」等々。
子ども達がいっしょうけんめい せっせと作った飾り、ペカペカの乾いたのりの跡がいっぱいだったり、切った所が破れかけていたり、いろいろですが、お家で大切にしてもらっていると聞いて とてもうれしく思います。
さて、幼稚園には大きな竹をいただいて、朝から順番に飾りつけ。
「セロテープは こうやって引っぱって、ギザギザに当てて、下にギュッ」、セロテープの切り方から教えてもらう年少さん。
「こっちに つけたら?」「ここは どう?」
年中、年長さんは、お友達同士「これ、かわいいね。ここに したら?」「わたし、こっちに するね」と話したり、飾りを選んだりしていました。
今日はくもり空で、時々 雨も降って来て…、「せんせい、おりひめさま、ひこぼしさまと あえる?」「うーん、夜になって晴れてきたら いいけれどね…」「かささぎ、はし つくれるかなぁ…」「あえなかったら、どうするん?」
笹飾り製作を始める前、紙芝居などで 七夕の由来を教えてもらったのを、ちゃんと覚えているんです。
こんな かわいい会話も、幼稚園ならでは ですね。
今日は火曜日なので 年長さんはサッカーあそび、年少さんは リズム室で運動あそびもしていました。
年中さんをのぞくと、涼しそうな 大きな魚の絵を描いていました。
今日はここまで、又 後で、きれいな色のうろこを いっぱい貼って 仕上げるそうです。
お昼、給食は 七夕メニューです。
ツナと野菜の洋風ちらし寿司と、天の川スープ、サラサラ流れるようなおそうめんや、キラキラ光る星に見立てたオクラや 小さく切った野菜がきれいで 美味しいスープも、年一回 七夕だけに登場。
給食室で「子ども達が楽しめる彩りと美味しさを」と考えてくれました。
あいけいは、「美味しい」と「楽しい」がセットになっているなぁと いつも思います。
じゃあ、「美味しい」+「楽しい」は 何かしら…?
あっ! 分った、「うれしい!」でした。