今週の幼稚園 2019.5.10
月曜日がお休みだったので、連休明けの今週は 火曜日から始まりました。
長いお休みの後は、ゆっくりペースを戻したいですね。
4月末頃 気温の低い日が続いたので、畑のいちごも ゆっくり赤くなっているようで「バンバン食べよう!」までは行きませんが、昨日は年中、年長さんが、そして今日は年少さんが採りに行きました。
園を出たら、ほんのお隣りですが、年少さんには 行って帰るだけで、ひと仕事です(というより、まあ、大仕事かな)。
長ぐつにはき替えて、園を出て 2人ずつお手々をつないで まっすぐ歩く、これって3才には なかなかのことです。
でも、先生と一緒に行って 畑に降りたら、それだけで楽しくて、葉っぱの下からのぞいている赤いいちごを見たら、それだけでうれしいですね。
入園してから まだ間もない年少さん、まだまだ不慣れな所がたくさんあります。
でも、今週は こんなに落ち着いて座れるようになって来ましたよ。一緒に手あそびをしたり、お歌をうたったり、お礼拝の時も お目々を閉じて 手を合わせています。
少しずつ、少しずつ と思いますが、子どもって案外、新しいものを受け入れて 飛び込んで行けるのかもしれませんね。
さて、今日の給食の えんどう豆のご飯は、昨日農家の方が届けて下さったのを、年長さんが さやからむいたお豆です。
毎年 豆ごはんの豆むきは、年長さんのお役目です。
「いい?、さやの横の所を指でキュッキュッて押すと…、ほらっ」
「あっ、お豆」「いっぱい入ってる」「ころころして きれい」と子ども達。
「そうでしょ、一つの豆のさやは まるでお家みたいでしょ。中にはお豆家族が入ってるのよ。さぁ、何人家族でしょう?」
子ども達は一斉に豆を手にして「きゅって おして…、…、あっ、ぼくの、5人かぞく!」「わたしの、7にん」「せんせい、いっぱい はいってたら、ちょっと きゅうくつそうやねぇ」「ギュウッて はいってる」等々、賑やかに 楽しそうに むいていました。
そして今日のお昼の豆ごはん、「年長さんがむいてくれたお豆よ」、そう言われて「おまめ… …」の年少、年中さんも 口に運んで「あっ、おいしい」「そうでしょ、特別おいしいでしょ」。
自分達でむいた年長さんは 尚更です。
「せんせい、まめごはん にがてやけど、 ようちえんのは おいしいなぁ」「せんせい、この おまめ、わたしが むいたのと おもう?」と一粒つまんだり。
美味しさ、楽しさが いつもペアなのが、あいけいです。
今日のいちごは 年少さんが採ってきてくれたのを、みんなで分けていただきました。
美味しい春が進行中です。
( ↑ アルエット広場で絵本を読んでもらっている年少さん)