今日の幼稚園 2020.7.3
梅雨空が戻り、暑さがやわらぎました。
今日は金曜日、今週もここまで子ども達が元気に守られ、感謝です。
お外遊びはできないけれど、各クラス、製作やリトミック、リズム遊び等、今日も あいけいは楽しくて、穏やかな空気が流れています。
子ども達が作った七夕飾りは、来週月曜日に お家に持ち帰る予定です。
年長さんは、最後のお楽しみ(ちょっぴり難関?)の折紙 「星」。
二枚の色違いの紙を重ねて折り、でき上がって左右を引くと、パッと星に開く形になります。
折紙は 自分で好きな色を選びました。「ちょっと まようねん」
6月に作って お部屋ででき上がりを待っている梅ジュースは、氷ざとうが溶けて いい色になってきましたよ。
カンパイが待ち遠しいところです。
年中さんは、七夕飾りが全部仕上がっているので、リズム室でリトミック。
そう そう、今日は幼虫から育てた ちょうちょを持って来てくれたお友達がいて、みんなでのぞきこんで 見せてもらいました。
黒いイガイガのついた幼虫だったのを 虫カゴに入れて育て、さなぎから 昨日ちょうちょになったそうです。
ちょうちょの名前は「つまぐろひょうもん」。
「え?」「つま…」「まぐろ?」「ひょう…」
初めて聞く名前に みんな、「…ちょっと、むずかしい なまえやなぁ」。
「でも、きれいやね」「もようが かわいいね」「えさって、あげたん?」「うん、パンジーの はな、あげてた」「ふぅん、おはな たべるんや…」
幼稚園には 虫博士、電車博士、ロボット博士、…いろいろ ミニちゃんながら博識豊かな子ども達がいて、先生達も教えてもらっているんですよ。
ひとしきり見た後は、カゴのふたを開けて 逃がしてやりました。
すると…、まぁ、別れを惜しむかのように 先生の指に止まって、みんなに姿を見せてくれました。
「げんきでね」「あめ ふってきたら、おやねの ところに いくんやで」「バイバーイ」
ちょうちょは、ひらひら 広い所を舞い上がって 見えなくなりました。
年少さんは…、こちらも今週がんばったおかげで、笹飾りができ上がっていたようです。
ちょっぴり慣れてきたハサミを使って、何やら切っていました。
「それ、なあに?」と聞くと、「アイスクリームの した!」ですって。
アイスクリームの絵を描くのに、下になるコーンを茶色の紙で切って 貼っていました。
ハサミを使うのも少しずつ、グリップに指を入れて、グッ、パー、グッ、パー、握って離す おけいこをしています。
のりも、指先にちょっとつけて、ぐるぐる のばすようにしています。
その後は 楽し気な歌声、そして、二人組になってリトミック。
ピアノに合わせて動き、ピアノが止まると、先生が「じゃあ、お友達と握手!」とか「お友達の頭にタッチ」とか 指示を出します。
それを聞いて 合わせて、いろいろできるようになりました。ちょっと成長ね。
いろいろやって、お腹がすいたら給食です。
今日は、野菜・お肉がたくさん入ったラーメン、春巻き。
人気メニューで、こんな感じです( ↑ )。
給食の後、全クラス バランス遊びをしていました。
年少、年中さんは 一本橋を歩く、年長さんは 一本橋の上を ネコになって渡ります。
年少から年長まで、幼稚園の子ども達は 発達の段階がずいぶん違います。
それぞれが、「初めて」のことも、「むずかしい」と思うことも 違います。
みんなが一歩ずつ、いろいろな経験を積み重ねて「できた!」を増やして行く、その喜び、満足を たくさん知ってほしいと思います。