子ども動物園 2019.5.24
毎年5月、移動動物園に来てもらっています。
「もう少ししたら、幼稚園が 動物園に変身するよ」
数日前から 先生に聞かされて、初めて経験する子は 目をパチクリ。
「どうぶつえんって?」「うん、たくさん 動物さんが来るの。何が来るかって言うとね…」種類を言おうとした矢先、次々と 子ども達が聞いてきました、「ライオン?」「キリン?」「ゾウ?」。
うーん、さすがに そんな大きい動物は来ませんが、馬、羊、ヤギ、ウサギ、モルモット、ニワトリ 等々。
結構いろいろな動物達が来てくれるんですよ。
動物達を乗せたトラックが到着して、そっとのぞくと、ちょっぴり眠たそうな、やさしい目が こちらを見ていました。
モクモク白い毛の羊さんです。
馬やヤギも、みんな とても優しい 大きな目をしています。
しばらく園庭の準備をした後、お兄さんが、トラックから動物を下ろします。その、賢いこと 賢いこと、「やれ やれ、やっと外に出られるぞ!」とばかり タッタッタッと、でも順番に 列になって、誘導される方に走って行くんです。
柵をした中に入れられると、「ふぅん、今日は あいけいさんだね」という感じ。
子ども達は、お兄さんの説明を聞いて お約束を教えてもらったら、順番に 動物の囲いに入ります。
( ↑ 砂の上に寝そべって 日なたぼっこをする鳥もいました)
羊やヤギは、子ども達の体より ずっと大きいので、寄って来られると 思わず逃げ腰になったり、「こわい」と泣く子もいたりしますが、野菜をあげて食べてもらうと、うれしそう。
モルモットは、大人しくて 抱っこしやすく、お腹にくっつけて そっとお尻を持ってあげると、あったかい体温が伝わって来て、何とも やさしい気持になります。
ニワトリは、両手で抱き上げて 頭や肩に載せることができますし、ちょっぴり あばれんぼうのウサギちゃんも、ふわふわ毛並が気持良いんです。
ロバや馬にエサをあげたり、ポニーに乗せてもらったりと、子ども動物園の日は 特別な、動物体験がいっぱいできます。
お昼のお弁当をはさんで、子ども達が又、園庭を見渡せる廊下に並びました。
「バイバーイ」「しゅんたろうくん、ありがと〜」「ふゆみちゃん、またねぇ」「ナンくん、バイバーイ」
何だと思いますか? ロバやポニーの名前です。
一頭ずつ順番に お行儀良くトラックに乗るのを 見送りました。
今日は 気温は上がりましたが、カラリとしていて 風もあったので、園庭のテントの下は 割合しのぎやすく、楽しい動物園でした。
「せんせい、また、どうぶつさん きてくれる?」「うん、そうね、また来年ね。みんなが もう一つ大きい組になったらよ、楽しみにしててね」
毎年五月の あいけいの子ども動物園、みんな楽しみにしています。
動物さん ありがとう、お疲れさまでした。