卒園式 2019.3.19
卒園式の朝を迎えました。
いよいよ この日が来た という思いです。
新しい園舎になってから 初めて迎える卒園式、この年長さんは 最初の卒園生となります。
小雨の中でしたが、お家の方々と子ども達が登園、みな晴れやかな、でも感慨深げな表情を浮かべておられます。
式は、まず礼拝から始まり、2年、3年の間守ってお育て下さった神様に感謝しました。
思えば3年前、小さくて、お母さんから離れられず 泣いていた子もありました。
バスが お迎えに行ったものの、「いやや〜!」と叫んで、乗れなかった子もいたね。
今ではみんな「ようちえん だいすき」になって、お別れを切なく思っています。
幼稚園の間、体だけでなく 心もやさしく 強く育てていただいて、この日を迎えたことは、本当に感謝です。
今日の卒園証書授与も、とても立派でした。
一人一人 園長先生に名前を呼ばれると「ハイッ」と短く 大きな声で返事をし、前に出ます。
深々とお辞儀をして「ありがとうございます」と、両手をまっすぐ伸ばして受け取りますが、その様子は 見ていて感心する出来です。
後方で待っておられるお母さんに手渡しすると、お母さん方も、我子ながら立派に成長した姿に 感無量の思いです。
証書を受け取った後は、手話の入った歌が何曲か続いて行きます。
途中、気がつくと ぽろぽろ涙をこぼしながら歌っている子、もう これで みんなで歌うのは最後と 精一杯声をはりあげている子、何度も目のあたりをこすっている子…、みんな あいけいが大好き、みんな お友達、先生が大好きで、別れを惜しんでいるんです。
ほんとうは…、ほんとはね…、先生達も、この日が もっとずっと先にあったらいいって思っていたんですよ。
でも 今日は晴れの日、お別れは寂しく 切ないけれど、それ以上に 大きくなったみんなを喜び、送り出す日です。
あいけいファミリーは、これからも ずっとずっと続く、だから、みんなとつながっているよ、いつでも遊びに来てね、そんな思いで心を満たし、卒園式が終わってゆきました。
明日は 年少、年中の終業式、これをもって 今年度の園の営みをしめくくります。
あいけいのホームページをいつも見て下さっていた方々、ありがとうございました。
新しいスタートは、4/10 入園式からです。
又、かわいい様子をお伝えするのを楽しみにしています。
ありがとうございました。