今日の幼稚園 2017.10.18
運動会の後 冷たい雨続きでしたが、今日はやっと上がって、お昼ころは晴れ間ものぞきました。
今日、卒園生のお友達のおばあちゃまが「先生、子ども達に見せてあげて」と持って来て下さったのは、つるし柿。
渋柿の皮をていねいにむいて、一つずつヒモに通してあります。
去年も作って下さって、みんなで干柿を楽しませていただいたんです。
今年も又、軒に掛けました。
園長先生が脚立に登って つるすのを 見守る年長さん。
「えっ? 今は食べられないの?」
「そうよ、だって まだ渋いもの」
「すっぱいってこと?」
「からいってこと?」
「ううん、渋いの。顔がギュウッてなるような、口の中がしびれるような味なんだけど…」
そう、「渋い」って 子どもには分りにくいですね、何と説明したものか…。
「でも、こうやって つるしておくと、内側にある甘い味が、お日さまや風に誘われて だんだん出て来るからね。しわしわになって小さくなる頃、美味しくなるんだよ」
「…ふぅ…ん」
柿の産地の奈良でも、今では つるし柿をしている家が少なく、子ども達も知りません。
こうして見せていただいて、又、味わってみて 体験できるのは、とてもありがたいですね。
手間を惜しまず、子ども達にすてきな贈り物を届けて下さった おばあちゃまに、感謝です。
今日は久しぶりに、年中さんが外あそびを楽しんでいました。
この秋は雨が多く、明日から又、お天気が崩れるとの予報。
週末は卒園遠足もあるので、何とか大丈夫だといいな…と願っています。