卒園おめでとう 2017.3.16
空気は冷たいながら、風も止み、まぶしい陽光が注ぐ朝になりました。
今日は あいけいの卒園式。
とうとう この日がやって来ました。
かわいい 41名の年長さんが巣立つ日です。
お家の方々と登園してきた子達、玄関の看板の前で さっそく記念写真を一枚。
慣れ親しんできた幼稚園、行事ごとに看板の前で とってきた写真も、今日が最後です。
式は9時から始まりました。
皆 緊張と晴れがましさと喜びの混じった 良い表情、昨日まで 体調が悪かった子もいて、心配していたのですが、無事全員そろいました。
式に参列した年中さん、そして保護者の方々の 拍手の中、入場し、まずは いつもの礼拝です。
神様が ひとりひとりを守り 育てて下さり、体も心も大きくなって 今日の日を迎えられたことを、一緒に感謝しました。
あいけいの卒園式は長くて、2時間以上かかりますが、きちんと椅子に座り、お話を聞いたり、歌をうたったり。
又、証書授与の時は とても立派です。
名前を呼ばれ、大きな声で返事をしたら、姿勢を正して 受け取りに行き、園長先生から渡していただきます。
毎日おけいこしただけあって、今日も とても上手でした。
あんなに泣いていたのに…、頼りなかったのに… と 入園したばかりの頃の記憶が、走馬灯のように巡り、目頭が熱くなります。
式が終り、お部屋に戻ると、うれしそうな子、ほっとした顔の子、泣いている子、さまざまでしたが、皆、心の中の「あいけい だいすき」は同じです。
一緒に写真をとりながら、「せんせい、また きても いい?」「せんせい、がっこうに いっても、がんばるからね」「せんせい、だいすき」。
そして…「なんで、あいけい しょうがっこう、ないの?」。
別れ難い思いは、子どもも大人も みんな同じです。
でも、4月からは小学生、新しい出発です。
41名が 22の小学校に行きますが、大丈夫、神さまが一緒にいて下さり、みんなを守り、強くして下さいますよ。
そして、笑ったり 泣いたり、小さな体で乗り越え 得てきた、あいけいの豊かな経験を力に変えて、次のステップでも、笑顔が輝く ひとりひとりになってね。
いつも お祈りしています。
明日の終業式をもって、年中、年少組は 春休みに入ります。
4月からは 一つ大きいクラスです。楽しみね。