今日の幼稚園 2025.10.21
急に秋になりました。
ちょうど絵本で、「夏は暑くて、汗をいっぱいかきました」の1ページをめくったら、今まで半袖だった子達が長袖を着ているように。
あんまり暑さが長かったので、今年は先週まで、衣替えを延ばしてみんな麦わら帽子でしたが、今週からは紺のフェルト帽、これがまたかわいいんです。
今、子ども達は元気でお休みが少なく、ケラスの活動もこの時期らしく充実しています。
11月初めの歌と英語の発表会が近づき、各クラスのお稽古に熱が入って来ました。
リズム室の舞台は順番に使います。
ちょっと見せ合いっこなどもして、「わあ、すみれぐみさん、じょうず」や「ちゅうりっぷぐみさん、かわいい」、「ばらぐみさんは、すごいねえ」等々、刺激受けたり、ほっこりしたり。
あいけいファミリーは、みんな仲良しです。
先週、こんなことがありました。
目の治療の後、順調に回復していた園長先生が、また手術になってしまったんです。
せっかく良くなって来たのに…と正直、ちょっとガッカリしていたのですが、年長さんから嬉しいお見舞いです。
「えんちょうせんせいに、みんなでおてがみかいたんだ。えんちょうせんせいのかおもかいたよ、みて!」広げられた画用紙には真ん中に、園長先生の似顔絵(これがなんとも雰囲気をよくつかんで似ているんです)、その周り一人一人からのメッセージが書かれたハートが貼ってあって…。
見ただけで言葉が出なくなりましたが、やっと「ありがとうね、持って帰って見てもらうね」。
自宅で休んでいた園長先生に渡すと、「ああ、これはこれは…。上手に描けてるなあ、かわいいなあ、なんだか元気が出て来た」と喜んでいました。
一枚一枚のハートのメッセージとその子の名前をなぞるように見て、子ども達の優しい思いをじっと感じとっていました。
そして今日は園長先生からのお礼の手紙を受けとって、みんな嬉しそう、「はやくよくなってね」。
あいけいファミリーの心のやりとりは、とてもすてきでかわいらしく、あったかいです。
みんなお互いを大切にし合っていて、幸せです。
涼しくなったので、外遊びも、年長さんのサッカーも年中さんのサーキットも、気持ち良く楽しめるようになりました。
年少さんは園の近くをお散歩に。
「秋を見つけて来ま〜す。」と手を振って出かけて行きました。
フサフサ実った稲穂を見たり、稲刈りの様子、刈り取った後の田んぼの様子を見たり。
幼稚園の周りは秋の風景です。
帰って来た子ども達がコスモスとススキのお土産を届けてくれました。
季節が進み、子ども達の活動も実りの時期を迎えています。
ちょっと寒くてきゅんと冷たい風が吹いて来ました。
冬までの短い、駆け足の秋を味わって過ごしましょう。