幼稚園 きのうときょう 2025.7.16
今週も猛暑が続いています。
一学期の最終週、来週からは夏休みです。
この暑さなので 毎日のプールはとても気持ちが良く、水をかけ合ったり、伸ばした足をバタバタさせたり、電車ごっこをしたり、どのクラスもいろいろ楽しみました。
朝 登園した時、一番に「プール はいる?」と聞いてくれる子もいます。
でも、今朝 蒸し暑いなぁと思っていると、西の空が暗くなり始め、突然強い風が吹いて来ました。
そして、あっと言う間に大粒の雨が降り出し、「きゃあっ…、プールどうかな…」になりました。
園長先生がすぐ調べて、「大丈夫、雨はあと15分後に止むと出てるよ」「わぁ、良かったね」「大丈夫だって。水着の用意しようか」。
子ども達が全員揃う頃、雨はすっかり止んでいました。
良かったね、だって 今日は一学期最後のプールでしたから。
6月末にプール開きをしてから 楽しくいっぱい水遊びができて、ケガ、事故なく守られたことが、本当に感謝です。
次は7/28からの夏期保育に、又 プール遊びがあります。楽しみね。
あいけいには、毎年プール開きとともに開店(?)し、プールが終わるとともに閉店する「あいけい美容室」があります。
プールの後、女の子達は、ぬれた髪をほどいて 乾かしています。
お昼すぎ、「は〜い、髪を結んであげるから 来てね」の先生の声で 集まって、それぞれのくしで といてもらってから、きれいに結んでもらいます。
女の子の割合の多い年長さんは、すいている 年少さんのちゅうりっぷ美容室に出かけていくことも。
「せんせい、みつあみに して」「せんせい、ひとつに むすんで」、やっぱり女の子ね、みんな「きょうは、こんなふうに してほしいな」「◯◯ちゃんみたいに してほしいねん」の願いがあって、先生にリクエストしています。
涼しくしたお部屋で 髪をきれいにしてもらっている姿を見ると、何だか ゆったり やわらかな時間が流れているようで、いいなと思います。
年長さんは、昨日はサッカーがあって、プールの前に汗びっしょりになりました。
こまめに休憩をとりつつも 外で走り回るサッカーの日は、「あっつ〜!」と言いながら トクベツな楽しさがあるようです。
そして今日 年長さんは、絵画造形の中嶋先生の日。
先生が用意されたのは、追いかけるライオン、逃げる鹿のペープサートです。
初めに短いお話をされ、「さぁ、ここからどうなるかしら、自分で考えてみて。そして考えた場面を描いてみましょう」。
子ども達は「う〜ん、そしたらね、ライオンは どんどん おいかけたけど、しかが はやくて つかまらないんだ」「さいしょに みた うさぎを おもいだして、うさぎの ところに もどったんじゃない?」「しか(鹿)も くたびれてきて、あ、あぶないって なって…」等々。
続きを考えながら、イメージがどんどん膨らんで、それを描いてきながら、迷ったり 悩んだり。
中嶋先生の時間はいつも、子ども達が「じぶんで かんがえる、じぶんで えらぶ」があります。
「好きなように、思うようにやっていいのよ。間違いはありませんよ」が そのベースになって、子ども達に「だいじょうぶ」の安心が保証されています。
だから その中で、得意な子も、ちょっと苦手な子も、失敗、間違いを心配せず 自由に楽しむことができるんですね。
すてきで楽しい時間です。
少しずつおけいこをしている 年長さんの鼓笛隊も、だいぶ形ができてきました。
厳しい面も欠かせない鼓笛隊のおけいこですが、みんな やる気満々、「せんせい、こてき する?」と ワクワクした顔で聞きに来てくれる様子を見ると、何だか心に 元気と力が湧いてくる気がしますね。