クリスマス礼拝 2024.12.13
12月、二学期のしめくくりにあたる この月、あいけいには クリスマスを祝う大小の楽しい行事がいろいろあります。
その中でも大切にしているのが、クリスマス礼拝です。
祝会は終業式を兼ねた発表会形式で持たれますが、その一週前のクリスマス礼拝は、子ども達と一緒に 静かにイエス様のお生まれを祝い、感謝する時です。
日頃幼稚園のためにご奉仕下さっている役員さんと、子ども達と先生だけで、静かな礼拝をします。
カーテンを引いて暗くした室内に 最初のキャンドルの光を持って入って来るのは 天使役の子、「すべての人を照らすまことの光があって、世に来た」という聖書のことばを言いながら歩き、前にキャンドルを置きます。
暗い人々の心、世界に、イエス様が来られ、暖かな光となって照らし、希望を与えて下さることを意味しています。
続いて年長さんのキャロル、そしてお礼拝。
さんびかを歌い お祈りをし、園長先生のお話を聞きます。
それから美しいピアノの演奏、途中から献金となります。
一人ずつ立って前に進み、箱に入れて行きます。
この献金は、全額ワールドビジョンを通して、世界の困難な地域で生きている子ども達のために使われます。
一人でも多くの子どもが 暖かい食事、必要な医療を受けられますように…。
その後は、年長さんの演じる聖誕劇、ページェントを見ます。
毎日細やかにおけいこして来ただけあって、今日も とても立派にできました。
40分程の長い劇ですが、どの場面も見応えがあり、一人一人が精一杯演じているのが伝わります。
感動的な劇が終わると、少し賑やかなお楽しみ、サンタクロースの登場です。
天使達に導かれて入って来てくれた 白いおひげのサンタさんに、子ども達の目が輝きました。
「あっ、サンタさん!!」「サンタさんや…」。
サンタさんには、各クラスで考えて来た質問の紙を渡します。
「ねぇ、プレゼントって、まほうで だすの? それとも、こうじょうで つくってるの?」や、「サンタさんの おうちは、なにいろ?」「どこに すんでるの?」「おしごとは してるの?」等々。
北極に住んでいて お仕事はクリスマスだけだよ、英語で 一つずつ ていねいに答えてもらって、子ども達は「ふぅ〜ん」「そっかぁ」。
世界中の子ども達の憧れ、サンタクロースが幼稚園に来てくれて、目の前で会えるなんて…、何て幸せ、子ども達は全員そう思っているようでした。
プレゼントを置いて 次の訪問先に向かうというサンタさんに、”Thank you”、大きく手を振りました。
サンタクロース登場でしめくくったクリスマス礼拝、お昼のごちそう給食をいただきながら 大満足の子ども達でした。
来週は、お家の方々をお招きしてのクリスマス祝会です。
寒くなって来たので、一人一人の体調に気をつけながら、準備をして行きたいですね。