今日の幼稚園 2024.11.26
11月も最終週です。
暑さが長引いたせいか、今年は秋が とても短く感じられますね。
クリスマスの月を前に、各クラス 少しずつ準備が始まりました。
あいけいでは 年間を通じて いろいろな楽しい行事がありますが、中でも一番大切にしているのがクリスマスです。
年少さんが ペタペタ緑色の絵の具をつけているのは、これからツリーの製作をする紙です。
アルミホイルをくしゃくしゃっとして、黄緑と緑の絵の具をつけて 画用紙に押して行きますが、「これ、おもしろい」「これ(=ホイル)、おうちにも ある」「おかあさんが つかってる」。
ふつうに日用品で使われるホイルやスポンジ等が、幼稚園では 絵の具をつける道具になったりするのが、ちょっと不思議なんでしょうね、順番にペタペタしながら、お友達同士でぼそぼそっと話したり、先生に教えてくれる様子が かわいいです。
年中さんは、劇のおけいこが始まりました。
12月は、二学期の終業式を兼ねたクリスマス祝会が発表会になっていて、劇やおゆうぎを お家の方に見ていただきます。
今年 年中さんがするのは「おおきなかぶ」です。
一人一人のセリフ、お友達と一緒に言うセリフ、歌などがありますが、教えられて だんだん覚えつつあります。
( ↑↓ 歌をうたっています)
みんな自分の役がよく分かって、番が来ると、あ、ここで、前に出て行くんやね と思うみたいです。
( ↑ 土の中に隠れているカブ役の子(後ろ姿)と、ジョーロで水をやる役の子。隠れている後ろ姿、かわいいでしょう?)
自分が何になるか知る、セリフを覚える、全体の動きの中で 自分の位置を把握して、そこに当てはまる--そんなことが、劇あそびのおけいこを通じて 会得されて行くんだな、これができるということは 実はずいぶん大きい成長なんだな、と思います。
ただ「かわいい劇、上手ね」と見るより、子ども達の内側で消化されて行く細かいプロセスに思いを向けると、劇あそびは 本当に多くのことを含んだ活動であることが分かります。
そして一番大切なのは、これを楽しむこと。
「いえた!」「できた!」が 子ども達の自信になり、お友達とのセリフの掛け合いや、ちょっとした瞬間に お互いの優しさや暖かさに気付いて、うれしくなること。
先生にほめられて「やったぁ!」と ほくほくすること。
各クラス、すてきな劇ができますように。
そして年長さんは、おゆうぎのおけいこ。
美しいクリスマスの曲が聞こえて来たので、のぞいてみると、「お手々をゆっくり回して、止めます。指の先もきれいにね」 先生がていねいに教えているのは 女の子達のおゆうぎでした。
「かわいいお衣装を着るからね、すてきにね」と言われて、小さいなりに 憧れの気持ちを抱いて踊っているのが分かります。
でも その後ろには、うれしそうに…男の子達も一緒に おけいこに参加していました。
「ぼくのは これと ちゃうねんけど、いっしょに やったら たのしいねん」だそうです。
週末くらい 冷え込んだので、園庭の樫の木の葉が 美しく紅葉して来ました。
葉脈を透かして、緑から黄色を少し残して 赤く染まっている葉は、とてもきれい。
しばらく楽しませてくれて、落葉を散らすでしょう。
もう冬になりますね。
二学期も、今年も、しめくくりが近くなります。
一日一日を 大切に過ごしましょう。
* * * * *
( ↑ 年中さんは、オシロイバナの種をつぶして、おしろいを作りました。昔懐かしい遊びです。「こぎつねコンコン」の歌の中にある、♪ 草の実つぶして お化粧したり… ♪ って、これのことよ。先生の手もとに興味津々)
( ↑↓ 年長さんの トナカイの立体クリスマスカードができました。すてきでしょう?)
( ↑↓ 火曜日なので、年長さんはサッカーあそびも楽しみました)