幼稚園 きのうときょう 2024.2.22
明日が祝日なので、今週 幼稚園は今日までです。
火曜日に観劇に出掛けたこともあり、本当に飛ぶように 一週間が過ぎて行く気がします。
昨日、玄関におひなさまを飾りました。
さっそく みんなが順番に見に来ます。
年少さん、年中さんは、まずは先生と来て「このお人形は お内裏さま、こちらは おひなさま。そして、この両側に立ててあるのが ぼんぼり。ほら、お歌の中に出てくるでしょ」「あ、ほんまや」 ♪ あかりをつけましょ ぼんぼりに… ♪ と歌い出します。
昔から歌われている「うれしいひなまつり」は、やわらかな 優しいメロディにのせて、ひな人形の いろいろな飾りが歌われているので、「せんせい、ごにんばやしって、あの おにんぎょう?」「そう、五人並んでるでしょ」「せんせい、♪ あかい おかおの うだいじん(右大臣) ♪ って、あのひと?」「そうよ、♪ すこし白酒 召されたか ♪ って、歌っている通りやね」、子ども達も口ずさみながら「ふ〜ん、そっかぁ…」。
かわいいぬいぐるみや、キュートなキャラクターグッズがあふれていますが、おひなさまを見ると、やっぱり きれいだなぁ、本当にかわいらしいなぁと しみじみ思います。
子ども達も ふだん私達の回りにはない、雅びで高貴な美しさに気付き、心魅かれるようで、時々 2・3人で見に来ています。
そんな時、近くでそっと耳を澄ませていると、「ねぇ、◯◯ちゃん、このひと きれいやねぇ」「うん、でも こっちの ひとは、ちょっと こわい かお してる」「これ、なにかなぁ」(橘を指さしていたようです)「あ、それは ポンカンちゃう?」「ポンカン? キンカン?」「う〜ん、わからへんけど、ポンカンと おもう」。
うれしそうにお部屋に戻って行った年長さん二人、後で 橘の意味を教えてあげましょう。
年少さんは 昨日さっそく、おひなさまの製作を始めていました。
お顔をハサミで丸く切り、目、口を描いて、お着物には 色紙と千代紙を切って きれいな模様にして。
昨日は途中まで。又、続きをしますよ。
年長さんが昨日、絵画講師の中嶋先生としたのは、ステンドグラス作り。
くしゃっとしたアルミホイルを ていねいに伸ばし、フレームをつけたものを、先生が作って来て下さいました。
それに油性ペンで、好きな絵を描きます。
ホイルの上に描くと、キラキラ光る すてきな絵になって行きます。
子ども達は「なにに しよっかな」「なにいろで ぬろうかな」 考え、思い思いのステンドグラスを作っていました。
どれも違うけれど、みんな とてもすてきなのができて、大満足。
「みてぇ!」と一斉に掲げてくれました。
とても上手に、きれいな作品ができましたね。
お昼過ぎ、年長組では 順番に「ぼく(わたし)のつくった えほん」のお話を お友達にしていました。
これも少し前、中嶋先生と製作したものです。
一ページずつ お話を展開して行くようになっていて、みんな ちゃんと自分で考えたストーリーを話しながら、進めて行きました。
その様子を見ていて、何て大きく 賢く育ったんだろうと思います。
3年前、「まま、まま」とだけ言って泣いていた子や、ただ困った顔をして 先生を見つめるものの、「どうしたの? 言ってみて。」と言われても 無言だった子もいました。
それが、ちゃんと自分で作ったお話を、自分で描いた絵のページをめくりながら、みんなに伝えられるようになったんです。
ストーリーの展開もよく考えてあって、「◯◯◯◯でした」(ページをめくって)「そうしたら、◯◯◯になって びっくりしました」(又、次のページで)「それで◯◯◯でした、おしまい」。
お友達や先生に拍手をしてもらって ちょっぴり照れ臭そうな所も、かわいらしいですね。
今日は木曜日なので、ヒラリー先生の英語あそびもありました。
年中さんをのぞくと、楽しいゲームの最中。
4つのグループに分かれ、ヒラリー先生からぬいぐるみを渡されると、 “Over” と言いながら 頭の上から後の人に送るのと、”Under” と言いながら 開いた足の間を通して送るのと。
さぁ どのチームが速いかなと、みんな素早く動き、盛り上がっていましたよ。
おもしろかったね。
* * * * *
元気な声で歌う 年少さん。
後ろの壁面には 子ども達の描いた「じぶん」の絵、大きなお口で 絵も歌っているようで、楽しいですね。