スポーツの秋、食欲の秋、芸術の秋。

10月の運動会から始まって、秋の行事はいろいろあります。

そう、お芋掘りにも行きました、来週は みかん狩りもあります。

 

今日は芸術（？）に因んで「うたとえいごの発表会」でした。

この三週間程おけいこして 迎えた発表会ですが、英語の方は、毎週木曜日の ヒラリー先生にしていただいている遊びをご紹介するものでもあります。

 

発表会はクラス毎、３回に分けて行ないました。

まず 朝一番は年長さん、英語劇で始まります。

今年は、イソップ童話の「アリとキリギリス」を ヒラリー先生がアレンジしたもの。

夏休みに ヒラリー先生の吹き込んだ劇のCDを 一人ずつ渡し、耳を慣らし、自分のセリフを覚えるところからのスタートでした。

初めの頃は「わからない」「じょうずに いえない」「わたしの セリフは、どこで いうの？」と思った子ども達でしたが、木曜毎に ヒラリー先生に教えてもらい、間の日は 担任の先生とおけいこを積み重ね、立派にできるようになりました。

本番直前では、「せんせい、きょうは いつ おけいこするん？」「えいごげき、たのしい」という声が聞かれるようになり、良かったなぁと しみじみ思います。

子ども達が 努力することで得られる満足感や達成感、お友達と力を合わせる喜びを実感できることは、何にも替えがたい宝物です。

この発表会に到るまでの日々が、本当に素晴らしい力を 子ども達の内側に与えてくれたと思っています。

（　↑ ↓  お歌もしっかり歌っています）

 

英語は 年長さんの劇だけでなく、年中、年少組の ゼスチュアを入れた英語の歌も、とてもしっかり大きな声を出していて、保護者の方々からも「みんな上手で、感動しました。小さくても、よく覚えて歌っていましたねぇ」と ほめていただきました。

 

 

（　↑↓　年少、年中組も、かわいい歌声を響かせてくれました）

 

幕が降りた後も 大きな拍手がしばらく続いているのを、うれしく、心にじぃーんと来るのを感じながら 聞いていました。

この思いは、幕の中側にいた子ども達にも よく伝わったことでしょう。

子どもも大人も、暖かな深い愛情の拍手の中で、この成長の喜びを、言葉にできない 特別な想いで共有したことと思います。

 

年少、年中さんは 発表後、お母さんの所へ行って一緒に歌あそびをする お楽しみのひと時もありました。

大舞台（？）を終えて、お母さんのひざの所で ほっと安心した笑顔の子ども達と、うれしく子どもを迎えるお母さん方。

歌あそびは とても和やかで、あったかい雰囲気でした。

良い発表会の一日がゆっくり過ぎて行き、又 明日からは いつもの幼稚園。

元気に来てね、待っていますよ。