幼稚園 きのうときょう 2023.3.7
ぽかぽか暖かい日射しに、気持ちも明るくなるように思います。
三学期は本当に短くて、年長さんは 卒園式まで10日ほどになりました。
昨日は、年長組の保育参観でした。
他のクラスと違って、子ども達が舞台に上って、発表形式で 1年間のことを振り返ったり、歌をうたいます。
年長さんに進級してから、いろいろなことがありました。
短い文章で 一人ずつ声を出して発表し、思い出をつづって行きます。
さすが年長組の三学期、いつも元気なあの子も、大人しいあの子も、なかなか声を出せない恥ずかしがり屋のあの子も、みんな自分の言葉を覚えて はっきり言ってくれました。
うん、これなら 小学校に行っても大丈夫でしょう、そう思うと、一人一人の成長に 胸が熱くなる思いがします。
4月からの出来事を聞いていると、本当に アルバムのページをめくって行く感じがします。
うれしそうな顔、楽しそうな笑顔、そして ちょっぴり困った顔や、泣いている顔もあったり…、今思うと、その時々が 大切なモザイクの一つ一つのかけらで、それが集まって、とてもすてきな、やさしくて 感動的な絵に仕上がって、巣立ちを待っているようです。
発表の後は、子ども達が お母さんに書いた手紙を渡しました。
「おかあさん、げつようび、いつも おべんとう つくってくれて、ありがとう」「おかあさん、あさ、いつも おくってくれて、ありがとう」、5才児なりに、お母さんへの「ありがとう」の心を ていねいに、いっしょうけんめい書いてあって、受け取られたお母さんは 涙があふれたり、「◯◯ちゃん…」、それ以上声にならず ギュッと抱きしめたり…。
あったかくて、うれしくて、やわらかな喜びの空気に リズム室全体が包まれました。
子どもが書いた 拙い字のお手紙は、世界でただ一つの、お母さんの一生の宝物になるでしょうね。
最後は、お母さん方にお返事を書いていただく時間、思案しながら 心を込めて、大切な◯◯ちゃんへの言葉をしたためておられました。
その間、来られていたお父様方と、後方で子ども達は フルーツバスケット。
いろいろなフルーツのメダルを掛けて、大いに盛り上がっていましたよ。
そして今日、サッカーも最終日、「コーチ、4がつから おしえてくれて、ありがとう」。
お天気で良かったです。
青空の下、いっぱい楽しんでいました。
お昼、年長さんは、楽しみにしていた おにぎりパーティーです。
一人ずつ ラップに包んだごはんをもらい、鮭、かつお、コンブ、梅、ツナマヨの中から 好きな具材を選んで 入れてもらったら、自分で握ります。
ワカメごはんもあります。
「ぼく、うめと ツナマヨ」「わたし、さけと…」「じゃあ、わたしは…」「う〜ん、コンブも いいなぁ、でも…」。
みんな美味しいから、つい迷ってしまいますね。
もらった あったかいごはんを、案外上手に握って、「せんせい、みて、おにぎりの かたちに なった」、うれしそうに差し出した女の子は、ちょっとくぼみをつけて「あらっ、ハート型?」、「うん、そう」。
いつもお母さんが そんなふうにして下さるのかな、かわいいハートになっていました。
そこから「わたしも ハートにしてみる」が広がったり、のりのつけ方を工夫したり。
お祈りをして いよいよ食べ始めると、「おいしい!」「せんせい、あとで おかわりしたい!」、年長さんになると よく食べますね、中には4こ食べた子もいたとか(一つが まあまあの大きさなんですよ)。
あぁ、美味しくて楽しかったね。
年長さんは 幼稚園の給食は、今日を入れて あと8回だそうです…。
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( ↑↓ 年中・年少さんは、お別れ会のプレゼントを作っていました)