卒園式 2022.3.17

今日は あいけいの卒園式、いよいよ年長さんが巣立つ日を迎えました。

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うれしそうに、少し緊張した面持ちで お家の人と来てくれた子ども達、さっそく看板の前でパチリ。

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ついに この日が来たな…、楽しかった 思い出深い幼稚園とお別れの日とあって、保護者の方々も 名残惜しさ一杯の 感無量の様子、「先生、ありがとうございました」とあいさつされる目に、光るものがあります。

 

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式の初めは 子ども達の入場、拍手で迎えられます。

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着席すると、まずはいつものように お礼拝、あいけいの毎日は いつも神様への感謝から始まりました。

さんびかを歌って お祈りをしていただき、神様の祝福を願います。

 

式の中では、証書授与が大切な所です。

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たくさん おけいこを重ねて来ましたが、全員 とても立派に受け取ることができました。

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証書を受け取った子ども達を 後方中央で待っておられた保護者の方々、子ども達の成長をひしひしと感じ、感動されたと思います。

 

途中の歌と手話「ありがとうの花」では、「全員で歌うけれど、『あっ、うちの◯◯ちゃんの声が聞こえた!』って お母さんに分かるように、お母さんに届くように歌ってね」と お約束していました。

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子ども達が「自分のメッセージ」として大きな声で歌うと、お母さん方の心がそれを受け止め、その瞬間、「あ、卒園式が、全員によって支えられている」と実感しました。

 

式のしめくくり近くに 答辞があります。

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あいけいの答辞は、幼稚園児ながら、毎年 巻紙に書いた 長いものを読んでくれます。

包みから出し、少しずつ広げながら、幼稚園の思い出と感謝を ていねいに、心を込めて 述べてくれました。

聞いていると、いろいろなことが思い出され、じぃーんと 心に熱いものがこみあげて来たのは、子どもも大人も皆 同じだったことでしょう。

 

36名の大好きな、大切な子ども達が、今日 あいけいを巣立ちました。

18校もの小学校に分かれて行きます。

一人で行くお友達も たくさんいます。

でも、大丈夫。

神様が いつもいっしょにいて下さいますよ。

それを忘れず、元気でがんばってね。

 

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昨日 降園前、恒例の「せんせいとの おわかれかい」を お部屋で持ちました。

この一年 楽しかった思い出、よくがんばったこと、等を話し、「あなたのことが どんなに好きだったか、どんなに大切に思って応援して来たか」を、一人一人呼んで 話して行きます。

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最初面映ゆそうにしていた子が、途中から涙をにじませ、うん うん 無言でうなずき、自分の番が終わって次の子と替わる頃、えん えん と泣き始めます。

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そして2時前、事務所まで響く 泣き声大合唱になっていました。

年長さんになって、ふだんは泣いたりしない子ども達ですが、多くの子どもにとって「人生初のおわかれ」に 甘酸っぱい切なさを感じ、声をあげて泣く姿に、しんみりとした、切なく やわらかで 暖かい何かが、心をゆっくり満たして行きました。