今日の幼稚園 2022.1.12
あいけいは 今日から一日保育、子ども達の三学期の活動が始動しました。
昨日の雨が止んで 時折のぞく陽差し、雲の切れ間の青空…、風は冷たくても、いい気持ちです。
年中さんの元気な声が響いているな と目をやると、「あら、マラソン?」、せっせと園庭を走っていました。
今日のところは ぐるっと三周して、お部屋へ。
お隣では 年少さんが、新しい歌を教えてもらっている最中、「かわいい手を高くお山にしているのは、なぁに?」「これは、おしろやねん」「お城?」「うん、おしろ」。
1月のさんびか「ただひとり のはらを」の中の、♪ イエスさまは わたしの 力です 城です ♪ という所に合わせてする ゼスチュアでした。
年長さんは、今日は さっそく絵画の中嶋先生に教えていただく日。
子ども達が、ワクワクしながら いろいろ考えたり工夫したり、「えっと えっと… こうかな、うん、あ、やっぱり こうかな…」がふくらむような楽しいアイデアやヒントを いつも出して下さる中嶋先生、前回は 忍者の巻物作りでしたが、今日は「たまご」。
何のたまごかは、それぞれが考えます。
自分が作りたいたまごは 何かな?
そして たまごの形に切った紙に、クレパスと絵の具で 思い思いの絵を描きます。
「せんせい、これで いい?」 子ども達の問い掛けに、「ええ、いいですよ。あ、それは きれいね」と相槌を打ちながら、「間違いは1つもありませんよ。好きなものを好きなように描いていいのよ。どれも すてきですよ」と進めて行かれます。
たまごに絵が描けた所で、それが2つに割れるようにします。
手でちぎっても良し、ハサミで切っても良し。
「さぁ、割れたたまごから出てくるものは、何かしら?」
大きな画用紙に、2つに割れたたまごのカラを のりで貼り、たまごから出て来るものを描いて行きます。
「わたしね、たまごが われたら、なかから ちょうちょが ひらひら、とんでくるの」「わたし、とりさん。う〜ん、ひよこじゃあなくて…」「ぼく、きょうりゅうの あかちゃん」「ぼくの これは、たいようの たまご」「なかから、おうちが でてくるんだ」…。
みんな、いろいろな たまごから いろいろ出て来るのを、楽しく描いていました。
たまごが割れて 出て来るものの ストーリーを考える子達もいて、1枚の絵は 1枚にして 1枚にあらず、という感じでした。
お昼の給食は 新年初のお祝い膳、やわらかい薄いおモチの入った白味噌のお雑煮椀には、大根、さとイモ、赤い京人参、赤白が映えて やさしい甘さの汁物です。
タラの野菜あんかけと黒米ごはん、ヨーグルトのデザートつき(写真にはヨーグルトを置くのを忘れてしまいました)です。
給食室の願いとしては「お赤飯」にしたいのですが、苦手な子が多いので、古代米を加えて炊いています。
炊き上がると お赤飯のような色合いで、食感はモチモチとして、とても美味しいです。
あいけいの手作り給食は いつも美味しいけれど、こんなトクベツ給食は 又、美味しい。
美味しい所には必ず笑顔、これって 大人も子どもも同じですね。
今年もいっぱい食べて、元気に過ごしましょう。
お昼下がり、年長さんは コマまわしのおけいこに励んでいます。
「せんせい、ぼくね、おうちで おけいこして、できるように なってんで」「わたしね、おとうさんに おしえてもらったけど、まだ あかんねん」…みんな、できるようになるまで あと◯歩。
まわせるようになった子をチラチラ横目で見ながら、がんばっています。