うたと えいごの発表会 2021.11.5
スポーツの秋=運動会、食欲の秋=お芋掘り(みかん狩りも これからあります)と進んで、今日は芸術の秋、うたと えいごの発表会です。
芸術と言うには あまりに幼い?、でも 各クラス、毎日 かわいいおけいこを ていねいにくり返し 積み重ねて来たので、今年、とても良い仕上がりになっています。
子ども達も発表会を心待ちにしていて、「せんせい、ママが、たのしみやわぁって いってたよ」「せんせい、ぼくのとこ、おかあさんと おばあちゃん、みに きてくれるねん」と いろいろ教えてくれていました。
幼稚園の発表会は それ自体、家族みんなの楽しみになって、ほっこりうれしく その思いが高まるんだなぁと思います。
さて、リハーサルの日 緊張気味だった子ども達、今日は おけいこの成果を発揮できるかな…? が 先生達のドキドキの種ですが。
コロナ対策の為、昨年に続いて クラス毎の開催です。
幼稚園の行事は、その成長発達を段階的にお見せして 全体で一つのものと考えていますが、集中、密を避けるためには、このやり方が適切ということになりました。
(でも、年長組の素晴らしい英語劇だけは、リハーサルのビデオを 年少、年中の方々にもお見せすることにしました)
朝、まず最初は年長さん、英語劇「ノアの箱船」です。
聖書のお話を、ヒラリー先生が 子ども達の劇にしました。
見応えのある 長い劇で、セリフも歌も すべて英語で進行します。
この一週間程 毎日、おけいこの度に「あぁ、なんてよくがんばっている、みんな本当にがんばっている。こんなに小さい子どもなのに、自分の精一杯を尽くそうとしている」と感動していました。
お家の方々も、子ども達の舞台を真剣に見入っておられ、終わった時には、手が痛くなる程の 心からの拍手を 全員の子ども達に送って下さいました。
3年前、2年前、あんなに頼りなかったのに、泣いていたのに…と、今日の この成長に、ぐっとこみあげてくる熱い思いをかみしめておられたことと思います。
年長の後は年少、年中組の発表会と続きました。
緊張しながらも かわいい口を大きく開けて歌ったり、英語の歌、ゼスチュアも発表でき、お家の方々は 目を細めるように見ておられました。
おけいこしてきたことを発表する 晴れがましい気持ちと、お家の方々の笑顔に暖かく包まれて 喜び認められている満足感が、子ども達の心を一杯に満たしたと思います。
この経験は、子どもにとっても 大人にとっても、生涯 大切な宝ものです。
コロナ禍であっても こんなふうに みんな元気に守られて、あいけいの発表会を又一つ終えることができたことに 深く感謝しています。
(掲載写真はリハーサル時のものです。透明マスクを着けています)