今日の幼稚園 2021.6.23
あいけいのあたりは昨夜 強い雨が降りましたが、朝には 水たまりの跡を残すばかり。
少し離れた所から出勤して来た先生は「あれ? 雨 降ったの…?」です。
「せんせい、きのうの おたまじゃくし、もう、あし でた?」「おてても、でた?」「カエルに なった?」
いいえ、まだまだです(当然のことながら)。
そうこうしているうちに、「みてぇ! かたつむり もってきた!」という子。
どれどれ…、わぁっ! みんなが寄って来て、「ツノ だせ、あたま だせって いうけど、どれが あたま? これ、ツノ?」。
この季節は、こんな小動物を見るのが楽しいですね。
いつも朝、外で軽いサーキットあそびを取り入れている年中さん、今日は少し趣向を変えて、リズム室で ライオンハイハイ(腕、足、体幹が鍛えられます)。
その後、男の子と女の子が トンネルを作るチーム、その中を通るチームに分かれて、交代に通り抜けました。
要領の良いのは 女の子、先生の説明を聞くと「ふん、ふん、こうやね」と並び、スッと両手をついてお尻を上げて、きれいなトンネルになりました。
一方 男の子は、「◯◯くん、もっとしっかりお尻上げないと、お友達が通れないよ!」「あか…ん」と ずりずりぺたん、「しっかり、しっかり、力 入れて!」。
中を抜けるのも、やっぱり女の子は上手に難なく くぐり、「ヤッター!」でした。
おもしろいですね。
しばらくして、「先生、ちょっと おもしろいことしてみようと思って」と声がかかり、行ってみると、風船をいっぱい入れた 大きいビニール袋の前に、年少さんと年中さんが集まって 見ています。
「そうじ機で空気を抜いて〜、抜いて〜、ほぅら、ふわっとしてた所がペチャンコになって来たでしょ?」
何と、100kg の人が乗っても大丈夫な風船マットができ上がるというんです!
さぁ、でき上がったマットを持って リズム室に引っ越し。
順番に子ども達が乗ってみました。
最初は ちょっぴり怖々。
安定が悪い足元なので 両側から手をつなぎ、「風船 破れない…?」と見ていましたが、うん、みんな 大丈夫、全員 足裏に不思議な弾力を感じながら 通りました。
「100kg でも大丈夫なんだって。大人も行ってみようか。◯◯先生、どう?」「ハイ、それじゃあ…、あの、大丈夫なんでしょうか」「うん、そのはずよ」
みんなの見守る中、一歩を踏み出して…、バーンと割れました。
あ〜あ、…で 大笑いでした。
年長さんは、今日は絵画の先生に教えていただく日。
先日描きかけた「未来のおうち」を、コンテや絵の具で彩色して 仕上げます。
お題は一つですが、それぞれ子どもによって 思うこと、願うこと、描きたいことは違い、一人一人に 子どもなりのこだわりもあります。
「あ、こうしよっかな、う〜ん、ここは、ちがう いろに しようかな」 お隣さんをチラッと見て「あ、それも いいね。でも、わたしは…」、ていねいに細かく描き進めていました。
かわいいんですよ。たくさんの動物と住みたい子、電車が大好きな子は 線路をいっぱい描いて。
ロケットの家を描いた子は、そこから飛び出せるんだそうです。
ロボットの家もありました。
絵を描くっておもしろいね、こんなのを描いて見たいな、あんな色もきれいだな…、子ども達の内側に、描く喜びが広がって行ったら うれしいな、と思います。
( ↑ 年長さんの梅ジュース、もうすぐ飲めるようになるかな?)