クリスマス祝会、終業式 2020.12.17
例年より一週間早く 8月24日から始まった二学期も、今日でしめくくり。
コロナの関係で 一学期 休園期間があったため、少し早く始まったのですが、長いようで、あっという間だったように思います。
コロナの心配が消えぬ中、どうやって どのくらい園の営み、子ども達の活動を続けて行けるか 試行錯誤の日々でしたが、保護者の方々の暖かいご理解とご協力のもと、ここまで来ることができ、心から感謝しています。
子どもも大人もウィルスから守られ、元気に過ごし、園の通常の行事も 工夫しながら楽しくできたと思います。
あいけいは、子ども達と園が神様に守られているなぁと しみじみ思います。
さて、今日のクリスマス祝会は発表会でもあります。
感染対策として、クラス毎に行い、保護者の方々も人数を制限して見ていただくようにしました。
この祝会のため、この一ヶ月程、どこのクラスも がんばって おけいこを重ねて来ました。
昨日はリハーサルと写真撮影でしたが、その様子を見ていて、あぁ、みんな それぞれがんばっている、いっしょうけんめいにやっている、成長したなぁと思いました。
今朝はまず、年少さんからです。
年少さんは、劇「小さなモミの木」と、おゆうぎを3つ。
初めてのクリスマスの発表会です。
かわいい衣装を着て、幕が開くと お母さん方の目が輝きました。
ね、入園式から一学期、コロナの休園後 再開した時、大泣きしていた子ども達も、劇や おゆうぎができるようになりました。
今日はドキドキして表情の堅い子もいますが、みんな よくがんばっていました。
年少さんが終ると、入れ替わりに登園してくれたのは 年中さん。
年中組の劇は「ともだちほしいな おおかみくん」、そして おゆうぎが4つです。
年中さんの 4才という年令は、丁度 社会性が伸びつつある一方で、まだまだ未熟で不安定、お友達とのトラブルが多い発達段階です。
自分の思いを持ちながら 相手の気持を思いやる、気づくというのが まだできにくく、仲間はずれや いじわるが起こりがちです。
そんな子ども達に思いやりを持ってほしい、友達の感じている寂しさを知って 手をさし伸べてほしい、という願いをこめて作った劇です。
おけいこをしながら時々、「ねぇ、こういうことってある? みんなもそう思ったことある?」との問い掛けに、小さいながら子ども達が考え、答えを出して行きました。
きっと おけいこの期間を通じて、子ども達の心に 大切なものが育ってくれたことでしょう。
年中のおゆうぎは どれもすてき、かわいらしくて、見ていると「わぁ、何てかわいい!」に包まれるものばかりでした。
そして、午後からは年長さん。
劇は イエス様の御降誕のページェント、おゆうぎ3つです。
他のクラスの劇は10分くらいですが、年長のページェントは40分程、おゆうぎもぐっとレベルが上がります。
年長さんにとっては、いよいよ あいけい最後のクリスマス祝会、「かわいいもすてきだけれど、年長さんは 立派にやろう、『立派』というのは、しっかり心をこめて 自分の一番良いものを出すことだよ」というお話を数日前にしましたが、その通り 一人一人が本当に、本当に精一杯の劇や踊りを見せてくれました。
見ていて、大きな感動と喜びが湧いて来ました。
やっぱり あいけいのクリスマスはいいなぁと、心から思います。
年長さんは 最後に歌ったキャロルを、明日はバスに乗って それぞれの家に届けに行きます。
キャロリングは 年長さんだけの行事、年少・年中さんのあこがれでもあります。
今年はコロナの関係で、各家だけ回ることになりますが、小さな あいけい天使の訪問をお楽しみに。
*写真には一部、リハーサル時のものが含まれています*