観劇 2018.11.26

毎年1回、富田林の劇場 カッパ座で、人形劇を見せていただいています。

秋の遠足は、年長組の卒園遠足(神戸)、先日の みかん狩、この観劇と続き、バラエティに富んで、楽しさもいっぱいです。

観光バスと園バスに分れて乗り込み、出発。

kangeki201811-1HP

バスに乗っているだけで、「わぁ、きれいな葉っぱ」「あっ、しょうぼうしゃ みえた」「トンネルや! う…ん、ちょっと ながいみたい」と、うれしい気持がはずみます。

 

kangeki201811-2HP

劇場に到着すると、まず迎えてくれるのは パンダちゃん。

kangeki201811-3HP

握手したり、ギュウッと抱きしめてくれたり、子ども達を歓迎してくれました。

 

今日のお話は ピノキオ。

絵本で読んだり、内容を知っている子も 多くありますが、目の前でプロの劇を見る迫力は、やっぱり特別です。

座席に腰掛けて、広い舞台を目のあたりにしただけで、何だかドキドキして来ます。

今年は、細長い出舞台が 子ども達の席まで伸びていて、「ここから  おりてくるかなぁ…」と 期待でいっぱいになります。

kangeki201811-4HP

いよいよ幕が開くと、まず ミラーボールが暗い場内に キラキラ、くるくる回り、まるで星の世界にいるよう、そしてライトの当たったフィレンツェの街が出た時、「わぁ… きれい。すてきな おうち…」と、ため息のような 子どもの声が聞こえてきました。

kangeki201811-5HP

次から次へと変って進んで行くお話に、みんな ぐんぐん引き込まれ、ドキドキ ハラハラしたり、大笑いしたり…。

kangeki201811-6HP

CGの効果を駆使したり、照明、音響の迫力と重なって 眼の前でくり広げられる舞台劇は、テレビやDVDでは味わえない魅力があります。

上演中は うまく写真が撮れず、子ども達の 劇に引き込まれた顔をお見せできないのが残念です。

kangeki201811-7HP

途中で少し息を抜くように、照明が全体に明るくなって、大きな風船が次々と子どもの座にやって来たり、ピエロが出て来て先生を誘い、一緒に舞台でパフォーマンスをしてくれたり…。

kangeki201811-8HP

一時間の中に こんなにたくさん楽しさを詰め込めるものかと 、感心しました。

終って 幕が降りた時、年長の女の子が泣いているのに気付き、「◯◯ちゃん、どうしたの?」と 先生が聞くと「…」、「どうして泣いてるの?」「…よかっ…」「え? なあに?」「よかった」。

ピノキオが ゼペットおじいさんと抱き合い、おじいさんの愛情に応えるシーンに、子どもなりに感動したようです。

その様子を見ていて、子ども達の内側が育って、人の気持を大切にできるようになっていることを うれしく思いました。

 

kangeki201811-9HP

その後は、グループに分れて 登場人形と写真撮影、握手やタッチもしてもらって、みんな大喜びでした。

kangeki201811-10HP

 

 

kangeki201811-11HP

お母さんのお弁当は、もう一つの楽しみです。

「おかあさんが、ピノキオべんとうに してくれた」と ピノキオの顔になった おにぎり(ウィンナーの鼻がついていました)を うれしそうに見せてくれる子もいます。

kangeki201811-12HP

少し風が冷たかったので、中で お弁当をいただいて、食後は 外に出してもらった遊具で ひとあそび。

kangeki201811-13HP

 

kangeki201811-14HP

 

kangeki201811-15HP

中の舞台、外の遊びと満喫して、今日 子ども達の胸には いっぱいの宝ものが 又、詰められたことでしょう。

 

帰りのバスは さすがに疲れて、あちこちから かわいい寝息が…。

kangeki201811-16HP

楽しい観劇遠足でした。