Spring has come! 春が来た! 2018.3.13
小鳥のさえずりが賑やかで、周囲の田んぼも 何か春めいた感じです。
昨日は 年長さんが つくし採りに行きましたが、今日は 年少さんが おさんぽに。
あいけいは、周りを田畑で囲まれていて、ちょっと歩くと、いろいろ楽しい発見があります。
「あっ! てんとうむし! とまった!」「せんせい、ちいさい おはな、さいてるよ。とっても いい?」「いいよ。それは、おおいぬのふぐりっていう お花よ」。
細い用水路のそばは、「大丈夫かなぁ、まっすぐ歩ける? 落ちたらあかんのよ」「うん、だいじょうぶ!」「下 見てね」「うん」 慎重に、一列に歩きます。
どうかなぁと思ったけれど、誰も落ちませんでしたよ!!
「あっ、カメさん」「小さいのは 子どもかなぁ…」
てくてくと 大分長く歩きました。
途中、「子どもさんに メダカ見せてあげて」と、お庭に招き入れて下さる方がありました。
育てておられるメダカに、みんな「わぁ、かわいい おさかな」「ちっちゃいねぇ」。
畑に お豆の花が咲いているのを見たり、たんぽぽを摘んだりして、楽しく帰って来ました。
やっぱり 年度末、昨年4月 入園当初は頼りない足取りでしたが、しっかり自分の足で 長く歩いたり、先生の注意をよく守って 安全に おさんぽできるまでに成長しましたね。
さて、給食の時間、年長さんが昨日採って来た つくしを、さっそく卵とじにして、みんなが一口ずつ いただきました。
「どう?」「…うん、はるの あじ」「ほんまや、はるの あじ」。
先生達に「春の味がするのよ、召し上がれ」と言われて、すっかり その言葉がインプットされたのでしょうね。
「はるの あじ」と言いながら 顔を見合わせているのが、かわいいやら、おかしいやら…です。
今日は お昼過ぎ、ピンポーンと鳴って、出てみると 青年が立っていました。
「どなた…?…、あっ!」
卒園生の男の子が、中学を卒業して 高校に受かって、遊びに来てくれたのです。
次々出て来た先生から、「◯◯くん!」「わぁ、何って大きくなって!」と声を掛けられ、ちょっぴり照れ臭そうにしていましたが、大好きだった あいけいに、久しぶりに来て うれしそう。
いっぱい話して、いっぱい遊んで、途中から もう一人 卒園生が加わって、二人とも あいけいを満喫して帰りました。
「なんかナ、なんかナ、なんにもしてへんけど、いるだけで すっごく楽しい」
「それが あいけいよ」
「うん」
そんなふうに卒園生が来てくれるのも、あいけいの いい所です。
ずっと、ずっと、あいけいは、誰にとっても楽しい場所なんです。