ひなまつり 2017.3.3
2月半ば過ぎ、幼稚園に おひなさまを飾ってから、お部屋でもそれぞれ、おひなさまを作り、「うれしいひな祭り」の歌をうたったりしてきました。
活けた時は つぼみだった桃の花も よく開き、今日は ひなまつり。
丁度 金曜日なので、2階のホールに みんな集まって お礼拝し、園長先生から聖書のお話を聞きました。
その後、ひなまつりの由来の紙芝居を見たり、お歌をうたったりしました。
年長さんが、もう一つの ひなまつりのお歌も 聞かせてくれました。
下に降りてから、ひな壇の前で、年少さんから順番に ながめました。
「見て、この女の人達が三人官女よ。笛や たいこを持っているのは 五人ばやし」
牛車の後に おひなさまが乗る 小さな階段があるのを発見したり、お茶のお道具、裁縫道具を見ながら、「すごいねぇ、きれいだねぇ…」 改めて、細々したところまで、ていねいにできている 美しい おひな飾りに、大人も子どもも感心しました。
そう、左右には 高台に乗せて、菱餅が飾られていますが、昨日 お友達のおばあちゃんが、小さな菱形に切った かわいい3色のおもちを作って来て下さり、年長組でいただいたんですよ。
その子が「うーん、って 力いれて きってたよ」と言っていましたが、年長のみんなの分、あんなに小さく きれいな形に切るのは、本当にたいへんだったと思います。
給食室で揚げてもらい、パラパラ塩をふって、とても美味しい おかきもちになりました。
「おいしいね」 お心のこもった美味しいプレゼントに、年長さんは大喜びでした。
給食は ひなまつりのごちそう、ちらしずしに乗った錦糸たまごは 玉子色(黄)とピンク色、調理員さんが、卵白を さくらでんぶで ほんのり染めてくれたので、今日の ちらしずしは、春のお花見のように きれいでした。
大きなエビフライ、お吸物、そして さくらもち。
「せんせい、ようちえんの おひなまつり、さいごやねぇ」、年長の女の子が ぽつっと言いました。
「そうね。だから、おいしく一口ずつ 味わってね」「うん」
本当に、みんなで あいけいの給食を食べるのも、だんだん少なくなって来つつあります。
お引越しで転園してきた子が、「ぼくな、あいけいの お給食、ほんまに すきや」と言い、「わたしも」「ぼくも」と みんなの声が続きました。
「おいしいは楽しい」
あいけいの給食は その言葉通りです。