2月もあと少し 2017.2.22
風がおさまって、朝の冷え込みは厳しかったものの、日中は 春を感じさせてくれる日射しがふり注ぎました。
そう、もう2月も だんだん短くなってきましたね。
今日は、鼓笛隊の安宮先生が来て下さいました。
「あぁっ! やすみや せんせい!」
去年の6月以来の 年長さんが 姿を見つけて、大きな声を出しました。
「えっ? なんで…?」
ちょっぴりドキドキしながら 聞いてみる子も います。
今日は 安宮先生は、年中さんの指導に来て下さったんです。
1年が経つのは 本当にあっと言う間、立派に鼓笛隊をつとめあげた年長さんは 春から一年生、今の年中さんが次の番です。
「なぁんだ、そっかぁ…」「せんせい、うんどうかいのとき、おてがみ ありがとう」「上手にできた?」「うん、おかあさん、ほめて くれた」
久しぶりの安宮先生との再会に、年長さんが集まって来て、うれしそうに話します。
実際に鼓笛隊のおけいこが始まるのは、新学期が始まってからなのですが、今日は鼓笛隊の心(一人一人が がんばるだけでなく、みんなで がんばって 助け合って 作りあげていく)と、基本動作などを教えてもらう日なんです。
年中さんは、ちょっぴり緊張かな…、でも 安宮先生に リズムや、しっかり声を出して返事をすることを教えてもらいながら、キュッと心がひきしまり、「4月から年長! いよいよ あこがれの鼓笛隊」の思いが高まって行きます。
年少さんは 青空の下、運動あそびをしていました。
先日、体操の たっちゃん先生に「バランス感覚を養い、体幹を鍛える」と教えていただいた 平均台のあそび、1本目は 手とひざをつけて、ネコのように上を進みます。
「ネコちゃんみたいになって行くのよ」と言われ、「にゃあお、にゃあお」。
鳴声だけは すぐできましたが(本当は 声は必要ありません)、これは なかなか難しく、大人も やってみると「おっと… と…」です。
でも、少しずつ できていました。
その他、フープを使って ケンケンパをしたり、鉄棒にぶらさがったりするのも加えて、楽しく体を動かしていましたよ。
年長さんからは、3月の卒園式に向けての歌も 聞こえてくるようになりました。
思い出のアルバムも、今日初めて歌いました。
これが聞こえてくると、心が きゅんとします。
大きくなった喜びと、もうすぐ やってくる お別れの寂しさ。
「ねぇ、みんな、とっても おいしい お菓子を食べて、最後の方になったら どうする?」
「ちょっとずつ、ちょっとずつ、だいじに たべる」
「そうね、愛恵幼稚園で、みんなで こうやって歌ったり、遊んだりするのも、あと少し。だから、どんな時間も だいじに味わって、楽しく過ごしてね」
時計の針が ゆっくり進めば いいのにな…と願う この頃です。