今日の幼稚園 2023.10.23
2日間のお休みの間に 又、秋が一歩進んだような朝でした。
だって もう10月も下旬、田んぼの稲も次々刈られて、残っている所が少なくなりました。
短く刈り取った後、お米やワラが干してあるのも 秋の風情です。
朝夕と日中の寒暖差が大きい、カゼをひきやすい季節ですが、お休みも少なく 元気にしています。
朝、楽しそうな年少さんの声につられて のぞいてみると、自由あそびの一角で “Head, shoulders, knees and toes” と ヒラリー先生に教えてもらった英語の歌とゼスチュアをして 笑い合っている女の子達がいます。
ふぅん、しっかり覚えて歌っているね、と感心していると、もう一人 小さい先生が加わって、一緒に。
この時だけ先生になってくれる、人気者です。
壁面には、先日の お芋掘りの絵。
「うん、上手に描けてるねぇ」とほめると、みんな寄って来て「ぼくの、あそこ!」「わたしの、これ!」と教えてくれます。
バスから降りるなり、「みて、みて」と 袋から何やら取り出す子、手の平には どんぐり。
「わぁ、どこで ひろったん?」「いっぱい あるよ」「まだ みどりの とこも、あるね」。
秋の贈り物ですね。
自然界の移り変わりを眺めつつ、子ども達の製作あそびも この時期らしいものに。
年長さんが作っていたのは、みの虫です。
赤や黄色、橙色の画用紙を細くちぎり裂いて、筒形の芯にはりつけて行きます。
「もう すこし、あかいのが あったほうが いいかなぁ…」「きいろが おおいのが いいかなぁ」と悩みつつ。
裂き方も 大きいの、小さいの、細いの。
ポンポンと貼って「で〜きた!」の子もあれば、黙々と細かい作業をし続ける子もいます。
「なぁ、どう おもう? もう ちょっと はろか…」「そやね。ここんとこ、つけたら?」「そやね、やっぱりね」、漏れ聞こえてくる お友達同志で相談するやりとりも、年長さんらしくて かわいいですね。
「う〜ん、どうかな」という気持ちと、誰かの意見を聞いて「そっか」と納得している様子に、コミュニケーションの成長と お友達とのつながりを感じます。
小さいお友達の うさぎちゃんクラスもありました。
時間になると「いらっしゃ〜い」と、年中さんがお出迎え。
「くつは、あっちで ぬぐねん」「リュックに うわぐつ あるんかな、あ、ビニールに いれてくれてはるわ」「こっち、ぬいで。つかまって」と、本当にやさしく かいがいしくお世話してくれます。
年中さんにとって、うさぎちゃんクラスのお友達は「いもうと、おとうと」(実際の兄弟妹もいます)、とてもかわいがってくれるんですよ。
今日は うさぎちゃんは一足早いハロウィーン、形に切った白いオバケに、自分でお顔を描きました。
それを、牛乳パックで作った お菓子のプレゼントバッグに貼ります。
黒いビニールで作った衣装を着たら、シールをペタペタ、「せんせい、もっと はりたい」「もっと シール ほしい」、子どもって シールを貼るのが好きですね。
もうすぐ幼稚園は 発表会準備期間に入るので、うさぎちゃんクラスは しばらくお休みです。
また 11月を楽しみに来てね。
年中さんは、発表会で歌う「森のファミリーレストラン」に合わせて、歌詞に登場する動物や虫達の製作、色ぬりをしていました。
発表会に向けてのおけいこも、楽しんでやっていますよ。