今週の幼稚園 2023.4.28
今週も金曜日まで来ました。
年少さんは、入園から三週間目の毎日。
まだ泣いている子もいますが、それもほぼ お母さんと離れる時だけ。
ちょっとずつ ちょっとずつ 園生活の流れが分かり、時間の経過の感覚が分かり、「だいじょうぶ」の思いが増えてきています。
そうすると「これ、できた」や「たのしいね」「おもしろいね」の気持ちが、いろいろな活動とともに生まれて来ますね。
昨日は木曜日で、ヒラリー先生の英語あそびの日。
先回は、ヒラリー先生の自己紹介と 英語のあいさつくらいの短いものでしたが、年少さんがよく落ち着いて イスに座ることができていたので、15分くらい していただきました。
“Hello Song” や “Walking, Walking” を少しずつ教えてもらうと、3才でも ちゃんと一緒に真似をしてやっていました。
子供達は 歌、特にゼスチュアのついた歌や手遊びが大好き。
英語あそびの時だけでなく、♪ 手をたたきましょ ♪ を歌って ♪ わらいましょ わっはっは ♪、♪ おこりましょ プンプンプン ♪ など、楽しそうです。
こんなふうに みんなで歌うおもしろさは、幼稚園ならではですね。
( ↑ こちらは年中さんの英語あそびです)
そうそう、水曜日は一日雨でしたが、午後 少し小止みになると 裏の方で「ギャ〜 ギャ〜」と けたたましい鳥の声。
えっ!? なぁに? と出てみると、小さなさくらんぼの木の 赤いつやつやした実をねらって、2、3羽の鳥がやって来て 仲間を呼んでいるところ。
オオ!!!、これはいけない、「今年は子ども達に採らせてあげられそう」と バスのおじさんにネットを掛けてもらって、色づくのを待っていたのです。
「コラッ、あっちへ行って! これはダメよ」と追い払いましたが、このままでは ネットのすき間から全部食べられてしまうでしょう、仕方ない…と、先生達で収穫することにしました。
雨がまだ止んでいないばかりか 木がぬれていて、少し高い所に実っているのが多く、子ども達には見ていてもらうことに。
翌日、給食の後に 年少さんから年中、年長さんも みんな、ちょっとずつ食べました。
「さくらんぼ、おいしいね」「なんか、ちょっと すっぱい」「きれい、かわいい」等。
お店のとはちょっと違う小さな粒、だけど つややかな赤い実は まさしくさくらんぼ、楽しくて美味しい初夏の味でした。
来年はもっと実るといいね。
月曜日「たまごを そだてて、ちょうちょに かえそう!」と レモンの木の葉のたまごを採って来た年長さん、更にみつけたのは ヘンな黒いモノ。
「これ、なぁに? あ、これ、このまえ せんせいに おしえてもらった、ちょうちょの たまごが ヘンシンしたところ!!」、そうなんです、卵から幼虫になる時、他の虫や鳥から身を守るため、黒くて まるで鳥のフンか何かのような姿になるんです。
詳しい先生は、一目見て「うん、これはアゲハの幼虫」、「ふぅ…ん、ほんまに くろいね」「ツンツンすると、『やめて』って怒って、ツノ出すよ、ほらね」「わぁ…、ほんまに…、あ、でてきた、2ほん でたなぁ」でした。
これも、お部屋のケースに入れて 育ててますよ。
そして今日は月末の金曜日、4月生まれのお友達のお誕生会でもあります。
いつもお誕生会はリズム室に集まって、全員でお礼拝することから始まります。
この時は、園長先生のお話もあります。
年少さんは、初めてのリズム室でお礼拝、落ち着いて座れるかしら? ちゃんとお話を聞けるかしら? と様子を見ていましたが、はい、大丈夫、みんな とても賢くて びっくりしましたよ。
今日のお話は、聖書・創世記の中から「アブラハムおじいさんの赤ちゃん」。
園長先生は いつもアドリブたっぷりで楽しくお話ししてくれるので、子ども達は 金曜日の礼拝が大好きで、よく聞いています。
礼拝の後のお誕生会は、4月生まれの子が呼ばれ、前に出てインタビューを受けます。
「好きな給食はなぁに?」「仲良しさんはだぁれ?」「大きくなったら何になりたい?」等々。
それぞれ答えてくれますが、給食一番人気はカレーですね。
「カレーです」と言う子は多いけれど、今日は「ふくじんづけも」という子があって、楽しくなりました。
年少さんは4月生まれは2人、ちゃんと上手に答えてくれましたよ。
お誕生会のプレゼントは、中に写真を貼った手作りカードと、先生達が名前と絵をししゅうした給食袋です。
クラスのお友達から渡してもらいました。使ってね。
その後はパネルシアター、いろんなフルーツを食べた ひよこが変身していくお話で、これも楽しんで見ていました。
お昼、給食はごちそうです。
ハンバーグ、サラダ、牛乳、ケーキもあります。
あいけいの お誕生会は、誕生月を迎えた子にも そうでない子にも、楽しくて美味しい 大切な時間です。
お祝いされたり お祝いしたり、みんなが幸せを感じるひと月一回のお楽しみですね。